株式およびマルチアセット:第2四半期見通し

20 分間で理解する 23年4月13日

予測ができないのであれば、十分に備える

  • 現在の市場環境においては、中央銀行がどのような政策を採用するか、及び景気後退の可能性があるのか、後退するとすればその時期と深刻度の2点が市場に大きな影響を与えると考えています。
  • 経済データがどの方向に向かっているかを推測することは比較的容易ですが、どのようなタイミング、どの程度のペース、どの程度深刻 (あるいは良好) かを予測することははるかに難儀です。
  • 市場の動きを予測できないのであれば、備えを万全にする必要があります。市場の動きに影響を与え得るさまざまなシナリオを評価し、リスクを最小限に抑えながら、投資機会を生かすために十分に備える必要があります。

金融市場 (特に株価) が持ちこたえたことに多くの人が驚かされました。今後数か月間はボラティリティが収まるとは考えにくいのですが、市場の耐性は続く可能性があります。指標レベルの広範な市場における株式と債券のバリュエーションは、現在のマクロ経済情勢がもたらすリスクと投資機会を正確に反映していますが、セクターや個別銘柄といった狭い範囲ではミスプライシングが見られ、アクティブ投資家にとって投資機会が生じています。M&Gは、特に新興国のソブリン、投資適格社債、優良循環株、アジア株に魅力的な機会があると考えています。現在の市場は「大まかな投資」には不向きで、アルファの源泉が銘柄選択であり、分散化が重要で、さらにボラティリティを受け容れる必要があるという投資スタンスを維持しています。

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本項に記載されている内容は現時点におけるM&Gの見解であり、投資に関する推奨、助言に該当するものではなく、また将来の状況やパフォーマンスを予測するものではありません。

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